生活習慣病

生活習慣病とは

生活習慣病とは

生活習慣病としては、糖尿病・高血圧・脂質異常症(高脂血症)・高尿酸血症(痛風)などかがあります。いずれも、脳卒中・心筋梗塞・腎不全など重篤な疾患の原因になる可能性があります。また、初期にはほとんど自覚症状が現れないことが多いため、注意が必要です。
生活習慣病という名前からもわかるように、生活習慣を見直すことによって進行を止めたり、改善したりすることが可能です。
当クリニックでは、各分野専門の医師たちが連携して、患者さまにあった治療や生活習慣改善のためのアドバイスを行います。

当クリニックでは、生活習慣病は心不全の予備軍であり、心不全ステージAとして、心肺運動負荷試験(体力テスト)の結果、基準値を下回った場合、心臓リハビリテーションを行うことが可能です。

気になることがある方は、ぜひ当クリニックにお問い合わせください。
何より、早期発見・早期治療が重要となるため、自覚症状がなくても定期的に健診を受けましょう。

糖尿病

糖尿病

糖尿病は、血液中のブドウ糖の濃度(血糖値)が高くなる病気です。
食事で摂取した糖質は、ブドウ糖に分解されて腸から吸収されます。そのブドウ糖はすい臓で作られたインスリンによって分解されて肝臓や筋肉に取り込まれ、エネルギー源になったりグリコーゲンとして蓄えられたりします。糖は身体中の細胞が必要としているエネルギー源ですが、その糖が細胞にうまく運ばれず、血液中にあふれてしまうのが糖尿病です。
糖が運ばれなくなった体はエネルギーが不足してしまいますし、高濃度な糖は血管に障害を与えさまざまな合併症を引き起こします。高血糖は血液中のブドウ糖濃度が高くなった状態です。
進行すると動脈硬化が進み、脳卒中や虚血性心疾患を引き起こしたリ、網膜症・腎症・神経障害といった合併症を起こして失明や透析や足の切断につながったりします。

高血圧

高血圧

高血圧は、自宅血圧が最高血圧である収縮期血圧が135mmHg以上、最低血圧である拡張期血圧が85mmHg以上を指します。血圧が高い状態が長期間続くと、血管が傷付いていきます。特に脳や心臓・腎臓などの血管に障害が起こると、脳卒中・心筋梗塞・腎不全を起こしやすくなります。
患者さまにとって目標とする血圧は異なってきますが、収縮期血圧135mmHg未満で拡張期血圧85mmHg未満が目安です。ただし糖尿病や腎障害がある場合にはこれよりも低い数値が目標となります。

脂質異常症

脂質異常症

血液中のコレステロールや中性脂肪の値が異常な状態になっている疾患です。高脂血症といわれるのはLDL(悪玉)コレステロールやトリグリセライド(中性脂肪)が過剰な状態ですが、HDL(善玉)コレステロールが少ない状態も脂質異常症に含まれます。
特に注意が必要なのはLDL(悪玉)コレステロールの数値で、動脈硬化と関係が深いため進行すると血管が狭くなったり詰まったりして、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞を起こし、突然死の原因にもなってしまうケースがあります。

高尿酸血症(痛風)

高尿酸血症(痛風)

血液中の尿酸の濃度が異常に高い状態です。
肥満や、高血圧・脂質異常・糖尿という3つの慢性疾患と合併していることが多いため要注意です。
尿酸が体内で結晶化すると、痛風や尿路結石を引き起こし、激痛を伴います。

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